2012年 11月 05日
ネットで見かけた記事です。 ...ご覧になった方も多いことでしょう。 『Wi-Fiはウィーフィー? よくわからないIT用語ランキング』 (※以下、2012年11月4日付 日本経済新聞記事より転載させていただきます。) よく見聞きするけど、実は意味がよくわからない―。そんなデジタル・IT(情報技術)用語をネット調査で聞いたところ、インターネットやスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)に関わる言葉が並んだ。 IT系サイトで用語解説コラムを担当するオフィスマイカの松田真理さんは「5年前に比べ、パソコンや家電など製品に関する用語を取り上げる回数が減った」と話す。 ■スマホ系・英語略が上位 代わりに増えたのが通信やスマホの関連用語だ。携帯電話に詳しいライターの佐野正弘さんは「Wi-Fiや3Gなどはもともと通信業界の中だけで使われていた専門用語。それが最近、CMなどの宣伝文句に使われることが増え、一般の人の会話にも入り込んできた」と見ている。 デジタル・IT用語の多くはカタカナかアルファベット。早稲田大学の笹原宏之教授によると「パンやタバコなど、外来語をカタカナで取り入れるようになったのは室町時代以降」のこと。カタカナ語の歴史は古いもので「出てきたばかりの言葉は意味の見当がつきにくい。さらに最近は英語の頭文字だけの略語が増え、意味を把握しづらくなってきている」(笹原さん)という。 ■「マルチメディア」は死語? あまり使われなくなった言葉もある。例えばスマホを使ってどこでも動画を楽しめる環境は、以前なら「マルチメディア化が進んだユビキタス社会」といわれただろう。 1990年代の日経朝刊ではマルチメディアという単語を使った記事は10年間で7212件あった。これが2000年代になると1314件に減る。ユビキタスは「同時にあらゆる所に存在する」というラテン語で、家の中だけでなく町の至る所でコンピュータを利用できる社会を示した。現在はかなり実現しているが、一方でユビキタスという言葉はあまり聞かなくなった。 ***** 調査の自由回答では読み方を間違えていたという声も多かった。「Wi-Fi」(ワイファイ)をウィーフィーと読んでいた」人は複数いて、中には「Wi-FiをゲームソフトのWii Fitと同じ読み方でウィーフィットと言っていた」人も。並べてみると確かに似ている。「IT(アイティー)をイットと読んでいた」という昔話もあった。 新用語、続々お目見え デジタル用語は日々、新しいものが登場している。ランキングに入らなかった言葉でも、スマホやタブレット端末を使ったモバイル生活では、次の3つもキーワードだ。 【LTE(エルティーイー)】 略語の元の言葉は「ロングタームエボリューション」(長期的な進化)。携帯電話の通信の仕様で、3Gよりも通信速度が速い。NTTドコモの「Xi(クロッシィ)」もLTEサービスのひとつ。 【デザリング】 スマートフォンなどが持つデータ通信機能を利用して、複数の機器をインターネットに接続できるようにすること。 【ブルートゥース】 パソコンやスマートフォンと周辺機器をつなぐ無線通信規格。例えばスマートフォンとヘッドフォンをつなぐ場合などに利用される。 <よくわからないIT用語ランキング> 1位 『Wi-Fi』(ワイファイ) 2位 『3G、4G』 3位 『プラチナバンド』 4位 『アンドロイド』 5位 『プロパティ』 6位 『タブレット』 7位 『ワンセグ』 8位 『アプリ』 9位 『ソーシャルゲーム』 10位 『コンテンツ』 <それぞれの用語解説> 『Wi-Fi』 限られた範囲でパソコン同士やパソコンとインターネットを無線でつなぐ『無線LAN』の通称として主に使われる。本来は「無線LANで、相互接続性が認証された製品に付与されるブランド」(日経パソコンデジタル・IT用語事典)。Wi-Fiマークがついた機器同士なら問題なく無線接続できることを意味している。 『3G、4G』 「G」は「Generation」の略で3Gは第3世代携帯電話、4Gは第4世代携帯電話の総称。世界初の3Gの商用サービスは2001年にサービスを始めたNTTドコモのFOMA。3Gより通信速度が速い「LTE」などを指して「第4世代」「4G」と呼ぶこともある。 『プラチナバンド』 携帯電話が使う周波数のうち、障害物の影響を受けにくく、電波がつながりやすい700~900メガヘルツの帯域を指す。プラチナのように貴重な帯域という意味。900メガヘルツ帯の使用許可を得たソフトバンクがCMに使ったことで知名度が上がった。 『アンドロイド』 米グーグルが開発した、スマートフォンやタブレット端末に使われるOS(基本ソフト)。無償で使えるので多くのメーカーが使用している。iPhoneのOSは「iOS」(アイオーエス)。 『プロパティ』 ウィンドウズパソコンの場合、その機器やファイルに関する様々な情報を確認できるところ。文書ファイルのプロパティを見ればファイルの大きさや作成時期がわかる。 『タブレット』 もともとはペンで入力する平たい装置のこと。最近はiPadのように、画面を指で触って操作でき、スマートフォンより大型の「タブレット端末」のことを主に指す。 『ワンセグ』 携帯電話などでテレビ放送を見るためのサービス。13に分割できる地上デジタル放送の周波数のうち、1つの部分(セグメント)を利用するので「1セグ」と呼ぶ。 『アプリ』 アプリケーションソフトの略。ワープロや表計算など特定の目的のために使うソフトの総称。ただし、最近はスマートフォンなどで使うソフトを指すことが多い。 『ソーシャルゲーム』 フェイスブックやモバゲーなど、参加者同士のコミュニケーションを目的としたソーシャルネットワーキングサービス(SNS)で提供されるオンラインゲーム。 『コンテンツ』 情報を記録・伝達する媒体(メディア)に対して、情報の中身そのものを指す。例えば音楽配信サービスで手に入れた曲のデータはコンテンツで、保存するCDはメディア。 ※以上、日経新聞サイトより転載させていただきました。 デジタル機器の進化も速いけれど、ともない、用語もびゅんびゅんと増えるわ消えるわ死語になるわで、んもう私なんぞはあっぷあっぷ状態だ。 ひと昔あまり前に、インターネット検定(ドットコムマスター)なるものを受ける際に叩き込んでいた用語が、今は見事に過去の産物であったり。「こんな未来が来るのだべか?」と座学の上での言葉だけで覚えていたものが、既に今、その次の世代を迎えようとしていたり。 久しぶりにパソコン雑誌を買って広げてみれば、まるで浦島太郎の気分だ。 そんなわけで、日経新聞のこの記事は「ナルホドなぁ」と思うと同時に「んも~、好きにしてよ」的な居直り感もあったりする(苦笑) まだまだついていかなくてはならないのだろうけれど。 黒電話で話せばいいじゃんって、ことはいっぱいあるような。 記事に掲げられた用語を見事に駆使して話すお人も確かに尊敬するけれど、あまりにも涼しい顔で用語解説されるとプチ引いちゃうかもだなー。
by Okamekikurin
| 2012-11-05 23:55
| ニュース
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Comments(4)
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チョコのおトしゃん
at 2012-11-06 20:55
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わぁぁぁ♪
心も健全だったようなあの頃あの時代、Ubiquitous が懐かしいです。 pen computer なんて憶えてますか? 私は、あれに凝って大損しました(笑笑笑) でも、今でも大好きです!
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Okamekikurin at 2012-11-06 22:56
★チョコちゃんのおトしゃんさん★ ユビキタスという言葉を初めて知った時には、本当にそんな時代が来るのだろうかと信じがたい気がしておりましたが。あれよあれよという間にそれもこれもが変化しました。そして、ユビキタスという言葉そのものが聞こえてこなくなりました。 今回の新聞記事になっている用語も、5年もたてば過去の言葉となるのでしょうか。。。 先日、モバイルの環境を変えるためにYカメラに行きました。 スタッフさんの説明を聞きながら、これだけ覚えて説明できるようになるまでのご苦労をふと想像してしまいました。声も枯れてしまっていて、お仕事とはいえ大変だろうなぁと...
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GIF
at 2012-11-07 21:56
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おっ、私の得意分野ではないですかっww
GIFのGIFたるユエン。 最初は、ウィーファイって読んでたよ。エッヘン(と、なぜか威張ってみた。笑) それにしても、夕陽の綺麗な日にあたったねー☆ラッキー☆ しかもそれバックに鳥の変態、イヤ、編隊まで! って、ますますメリーさん達近いような(^_^;)
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Okamekikurin at 2012-11-07 22:25
★GIFさん★ そりゃ~アータ、愛しきGIFさまのために、この記事全文打ちましたんですよ。ええ、アナタさまのためだけに(笑笑) だけどさー。Wi-Fiをワイファイって最初から読める人が果たしてどんだけいるんだろうね。パソコン用語もデジタル用語もなんか変だよ。ダイアログボックスとかウィザードとかコマンドとかプロパティとか、そーいう言葉の意味だって、わかるわけないよー。 ...って、ふと呟きたくなる秋の日でした(笑) てゆか、記事の内容と画像があまりにもカンケーなさすぎるよね。 明日また、メイルするよぅ~~。iPadチェックよろしこ。 |
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