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ぜんまい仕掛け

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2013年 01月 28日

華道パフォーマンス ― 冬から春へ ―


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滝川市美術自然史館で昨年12月15日より開催されていた『白い森 黒い森』、
1月27日がいよいよ最終日となりました。

会期中には3回ほど足を運ばせていただきました。
ちょっとシュールで幻想的な空間、訪れた方達はどんな感覚に包まれたのでしょう...?


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白い森に描かれていた「赤」は人の血をも思わせるような、流るる涙のような、とても鮮烈な印象でした。



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黒い森には、赤の弾ける感覚とは対照的な、深く深くいのちの根源にいざなわれるかのような木々が
圧倒的スケールで描かれています。


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迷いこんでみたい
いや、迷いたくはない

色んな思いが交錯します。
私達は、この体内にもきっと「白い森と黒い森」を宿しながら生きているのでしょう...



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さて、最終日の午後にはモノトーンの森に「彩り」が生まれました。

『華道パフォーマンス ~冬から春へ~』
と題したこのイベントにはとても大勢の方達が訪れていました。


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森に包まれながら、しなやかな女性たちの手によってどんどん花々が、より美しい世界をつくり上げていきます。


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モノトーンの美
彩りの美
見つめる人々のまなざしの美
つくり上げる女性たちの美

アートが一つになった、感動のひとときでした。


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スタッフの方達、アーティストの方達、本当にお疲れさまでした。

そして素晴らしい空間と素敵な企画を、有難うございました。


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(※平成25年1月25日・27日撮影)

by Okamekikurin | 2013-01-28 23:55 | イベント | Comments(4)
Commented by インコ母 at 2013-01-29 16:29 x
彼岸花はわりと好きなのですが、
上の絵はちょっと怖い・・・。
Commented by Okamekikurin at 2013-01-29 22:22

★インコ母さん★
ちょっとコワい、というのがこのアートの狙いでもあるような気がしました。人間の情念のようなものも感じ、あるいは生きるためのエネルギーのようでもありました。

森ってそもそも、色んなものが潜んでいそうですよね~。

Commented by at 2013-01-30 07:54 x
圧倒されますね~。彼岸花野の朱色は艶めかしいな~
Commented by Okamekikurin at 2013-01-30 08:59

★虎さん★
そうなんですよね~~。
あくまでも、私の個人的なイメージですけれど...実はこの彼岸花を見つめていると遊郭に生きる薄幸な美女、の画が浮かんできました。

ここでレトロ着物のモデルさん撮影会を企画してほしかった!!!(笑笑笑)



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