2014年 04月 06日

さよなら、お向かいさん。


 

今住んでいるアパートに引っ越してきた当時、お向かいの家(二世帯仕様)には
それぞれ単身のお方と、ファミリーがお住まいだった。

単身の方がまもなく引っ越され、その後、
ファミリーのNさんには3人目のお子さんが生まれて。
近所のもっと広い間取りのお住まいへと引越しをされた。

あれから数年が経ち、しばらく空き家のままだった家屋が
ついに取り壊される日を迎えた。

「売り物件」の看板がなくなってから半年くらい経っただろうか...
ときは、春。次なる工事予定は既に動き始めているのかな。


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午前8時、作業開始。

一見スローモーな作業に見えるけれど、着実に確実に、それは進んでいくのでした。


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おそらく昭和のいつの頃かにこの家は建てられて。
初めて住まわれた方は、どんなご家族だったのだろう。
新しい家に感動して、笑い声や歓声があがっただろうか。

家は、人の暮らしのために在り続け、
そしてやがて役目を終える。

家にも心があるだろうか。
壊される日は、家の心が涙を流すのだろうか。
住んだ家族のことを、思い出しながら。
静かな眠りにつくのだろうか。

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午前10時、作業の方々の休憩時間。


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このお方もご休憩。

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お昼休み。


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午後3時半すぎ。


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午後5時半すぎ。


 

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こうして、日没を迎える頃にはきっちりと作業が終わるわけです。
まさに、プロの手によるプロの仕事。


 

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建物が消えた空間を、そっと覆うように名残り雪の朝に。

まだ私も見なれない、この景色(空間)。

しかしおそらくは、近いうちにここで新たなる作業が開始され、
そうして新たなる暮らしが営まれる場所となるのでしょう。

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by Okamekikurin | 2014-04-06 23:55 | | Comments(10)
Commented by at 2014-04-07 11:31 x
近所なのに、売りに出ていたことを知りませんでした。というか、はっきりした場所が解りません。


公園の近くかなぁ。


空き地になっちゃうと寂しくなりますね。
Commented by こたつ猫 at 2014-04-07 17:50 x
なんだろうね・・・・・

このKIKURINさんのブログには、知的センスを感じております。
えぇ・・・・・

エロ画像ではなく、文書に(^-^;

無論、エロ画像以外の画像にも、センスを感じます。
(エロ画像には他のセンスを感じますが(苦笑))
Commented by インコ母 at 2014-04-07 20:00 x
家って住んでいた家族の方の歴史がありますものね。

私の実家も母が住まなくなれば、取り壊します。
空き地になった跡は見たくないですね。
田舎なので、若い人がドンドン減って、老人世帯が
増えているんです。
若いご夫婦はほとんどが 仙台のマンションに引っ越して
行きます。  寂しいですねぇ・・・。
Commented by F at 2014-04-07 20:27 x
過去のぜんまいブログで何度か拝見した向かいのお家ですね!
ぁぁ・・・私には廃屋の柱が肋骨ように、ヒトの最後のようなものに感じます。
今回のブログの画像と言葉、残してください。
私には、Kikurinさんのこの感性、心・・・とても貴重に思えます♪

Commented by hokulele2 at 2014-04-07 22:13
普段何気なく歩く街並みの家のひとつひとつ、窓のひとつひとつに暮らしがあるのですよね。
人が住まなくなっても、その思いは残っているはずですね。形がなくなるというのは寂しいし、なくなっていく工程を見るのも切ないです。
先日見に行った写真展にて「日常への愛おしさと」いう言葉を聞き、私はキュンキュンしちゃいましたが
本当に町にはドラマと想い出が溢れていますねー。そして消えたり生まれたり、生き物ですね!
近く1年ぶりに実家へ帰省しますが、想い出の家は新しい家に建て直されているので
また新しい想い出を刻んで来ようと思っています(^^♪
Commented by Okamekikurin at 2014-04-08 08:27
★蛍さん★
この町内って、説明の目印になるようなものがないですからねぇ(^_^;)
...某スーパーJOYがあった時は説明がラクだったんだけど。
吹雪の日とか宴会の夜とか、ハイヤーに乗ると運転手さんに場所を伝えるのに苦労します(笑)

すでに仮の電気(線)が設置されているので、新築工事はすぐに始まるのかなと思われます...。

Commented by Okamekikurin at 2014-04-08 08:29
★こたつ猫さん★
「痴的な」Kikurinです、コンニチハ(^0_0^)
おおむね、エロでできている思考回路ですが、たまに脱線してみたりも(笑)
んんー。これが逆だったら人生変わっていたのかなぁ~~(*v.v)。

建物やクルマ、色んな道具、そういうモノ達にも魂は宿る気がします。
愛着のあるもの、長くお世話になってきたものは、お別れするときに本当に悲しいですしねぇ。
お向かいさんは、自分が住んだ家ではないのだけれど、窓からいつも見えていた姿だったので、ちょっと涙が出ちゃいました。

いつも有難うございます、こたつ猫さん。
エロ街道に戻っても見捨てないでね~~(/_;)

Commented by Okamekikurin at 2014-04-08 08:31
★インコ母さん★
人生の時間が長くなるにつれ、目の前から失われた色んなものが「記憶の中」に生き続けるようになっていくのでしょうかねぇ。

更地になっても、別な建物が建っても、「あのあたりにはかつて茶の間があって、台所はあのあたりで...」とか思ってしまうのがヒトの心ですし。

母方の祖父母の家は取り壊されたあとにプラネタリウムが建ちましたが、そんなケースは本当に稀ですよね(笑)

Commented by Okamekikurin at 2014-04-08 08:33
★Fさん★
有難うございます、Fさん。
大雪の日の画像、満月の日の画像、雪庇画像、、、色んな場面でこのお家を写させてもらっておりました。
お家の横&前の空き地では、それはもう数えきれないほどにカエルさん、草花、虫さん...撮らせていただました。
いつのまにか、色んな思い出が詰まっていました(T_T)

建物も、ひとの手によって作り上げていくものですからねぇ。
やはりそこには心と魂が宿る気がします。
今朝は6時から建物横の空き地エリアにも除雪業者さんによる作業が入っています。
待ったなしで工事が始まるのでしょう。
F社長さん御殿のような、ソーラーパネルのおうちが建ったりして( ´艸`)

Commented by Okamekikurin at 2014-04-08 08:34
★hokulele2さん★
そっか~~、めぐんこさんのご実家も新しくなったのですねぇ。
懐かしい風景はメモリアルとして大切に心のアルバムに。
そして新たな出会いから新たなときを積み上げていってくださいませね~~。

このご近所に、ワンちゃん亡きあともずっとずっとそのワンちゃんが暮らしていた犬小屋を大切に残しているお宅が二軒あります。
一軒は犬小屋の中にちゃんとワンちゃんの置き物がちょこんとお家を守っています。
もう一軒は、お正月になると主なき犬小屋にもちゃんとしめ飾りをつけていたりして。
じーんとなったり、ふわりと温かい気持ちにさせられたり、お散歩しながらそんなこんなの日常です(^^♪



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